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ホウケイ(包茎)の手術治療について
ホウケイ(包茎)の手術治療で誤解を持たれやすいのが、多くの方は普段の状態(非勃起時)に皮がかぶらないようにする手術と解釈されているようですが、ペニスの余剰包皮は勃起時の状態に合わせたものでなくてはなりません。
勃起時にあわせると逆に普段皮が余ってしまうのではないか?と考える方もいると思いますが、人間の体というのはうまく出来ているもので、ペニス伸縮にあわせ皮膚も伸縮するため、通常はかぶらなくなります。
ホウケイ(包茎)手術の種類
中央部環状切開縫合術(旧式包茎手術)
ご紹介する中でも最も旧式の包茎手術です。20年以上前に包茎手術を受けた方のほとんどがこの方法で行われており、
この方法では包皮内板(
※)が多く残されるために、縫合部(接合面)の前後の色合いがくっきりと分かれてしまう、いわゆる「ツートンカラー」の症例になるなど、美観まで考慮した包茎手術とはいえない方法です。
現在この包茎手術方法を行っているクリニックはほとんどありませんが、一部ではこの手術方法で行っている場合もあるようです。
※包皮の外側の常に露出されている皮膚を「外板側包皮」、内側に隠れている皮膚を「内板側包皮」と2つに分類されます。一つ繋がりの皮膚をあえて分類するのには、「内板」・「外板」それぞれ異なった性質があるからです。
クランプ法
本来、勃起をしない幼児が手術を受ける場合を想定して開発されたのが、この「クランプ」という専門の器具を使用する包茎手術です。
器具のサイズが最大5通り程度しかなく患者さんに合わせるというよりは器具に合わせるといった手法になります。
また、器具の特性上、亀頭直下より下に縫合部が下がる傾向にあり、旧式包茎手術同様ツートンカラーになる場合があるようです。
また、使用する際に皮膚同士が強くプレスされる(縫合面)ため、座滅層といって傷が固くなりやすい傾向にあります。15〜20年前に旧式包茎手術に変わって主流となりましたが、近年クランプを使用するクリニックは減少しています。しかし、手技的に高度な技術をあまり必要としないため、経験の少ない医師やパート・アルバイト医師が多くいるクリニックではこの方法で行っている場合も多いと聞きます。
但し、中にはクランプを改良して非常にきれいな仕上がりを実現している熟練医師もいるようです。
根部形成法
10〜15年ほど前に少数の専門院で行われていた手法です。
ペニスの根元で余剰包皮を取り除く方法。このため、傷が陰毛で隠れることが最大のメリットではありますが、真性包茎の場合適応できません。
内板側包皮(
※)がすべて残るため、若干亀頭下にだぶつきができる場合がある。この手術方法は、選択肢の一つとして案内するクリニックもありますが、現状として少数のクリニックを除きほとんどの専門院で現在行われてはいません。
亀頭直下法
現在行われている包茎手術の主流といえるのがこの手法です。
この方法をクリニック(医師)が独自にアレンジして手術を行っています。
ツートンカラーにもならず、機能面と審美面を充実した手術方法。
この方法は、包茎手術後の陰茎先端部の包皮と根元の包皮の色の違いを無くし(ツートンカラーにならない包茎手術方法)、見た目にも美しく仕上げる方法で、通常時でも包茎手術直後から治療を受けたことが判らないほど、ほとんど傷が目立ちません。
これまで様々な手術方法が行われてきましたが、15年ほど前に確立されたこの方法が現在の主流となっています。
ただし、この手術方法は他の方法に比べ容易に技術習得することは難しく、経験の少ない医師が行った場合は、他の方法よりも劣る結果となる場合があります。
ノン切開法
仮性包茎で、余剰包皮の比較的少ない方に限り、メスを使わないで余剰分の皮膚同士を接着剤のような薬液で接合させる方法や皮膚の下の組織を糸で手繰るようにする方法など、簡略的に処置する方法もあります。
しかし、いずれ効果がなくなってきたり、皮膚疾患の原因になってしまったり、あまり見栄えも良くないことなどから、積極的に行っているクリニックは少ないようです。
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