ホウケイ(包茎)の保険治療

ホウケイ(包茎)手術に対する保険適用

ここではホウケイ(包茎)手術の“保険の適用”について解説していきます。

ホウケイ(包茎)治療の手術費用は保険が適用されれば、とても安く手術治療を受けることができます。とはいえ、すべての人に保険が適用されるわけではありません。


それでは保険適用のホウケイ(包茎)手術とは、一体どんな症状の場合に適用されるのでしょうか？

保険が適用されるのは"病気として認定されたホウケイ(包茎)"だけです！

体質的にただれなどの皮膚障害の原因になっていたり、あるいは勃起障害につながっているなど、真に治療が必要な場合、健康保険が適用できる泌尿器科の診察と手術を受けることが可能です。

亀頭や包皮内板部が細菌感染等の理由により炎症を繰り返す場合や、排尿・勃起・射精といった陰茎の諸機能が損なわれている場合など、重篤な症状を治療するための手術は健康保険制度の適用範疇で泌尿器科にて治療が行われています。

真性ホウケイ（包茎）

真性ホウケイ（包茎）の場合で勃起にも疼痛をともなったり、そのまま放っておくとペニスが非常に不衛生な状態となり、性病にもかかりやすくなるので、病気として認定されています。

カントンホウケイ（包茎）

カントンホウケイ（包茎）の場合は包皮が亀頭の根元を締め付けた状態で元に戻らなくなってしまったり、反転した包皮が浮腫状に腫脹し、亀頭は赤紫色に腫れ、放置しておくと絞扼部で皮膚が炎症を起こして亀裂を生じ、腫脹が増大して激しい痛みを伴うことがあり、最悪の場合は壊死に至ることもあります。
そのため病気として認定されています。

こちらも真性包茎と同様に、保険が適用されることになっています。

仮性ホウケイ（包茎）

日本人に最も多い仮性包茎ですが、こちらは病気としては認定されておらず、原則的には保険適用手術は受けることはできません。
ただし、実際には症状により仮性ホウケイ（包茎）でも保険適用の料金で手術を行ってくれる病院もあるようです。

保険適用の手術にはトラブルも多い！？

泌尿器科の病院で保険適用手術を受ければ費用も安くつくし、美容外科よりも安全なイメージを持つ人も多いと思いますが、実際には泌尿器科でのホウケイ（包茎）手術は、いわば"病気の治療"という目的で行われるため、見た目や機能性を保つことに関してはあまり考慮されていないのが実情のようです。

泌尿器科の執刀する医師の意識にもよるでしょうが、きれいにしたいという気持ちがなければ、どのような症状の患者さんが手術を受けても仕上がりにバラつきがあり、修正手術を余議なくされる場合があるようです。

なかには泌尿器科で手術を受けたことにより、ペニスがツートンカラーになったり、感度が著しく低下してしまった人もいるので、決して安心とはいえません。

施術の仕上がりを考えるならば、費用はかかりますが保険適用外の大手美容外科など包茎手術を専門として実績のあるホウケイ（包茎）専門クリニックなどで治療を行うことも選択肢の一つではないでしょうか？


ホウケイ（包茎）専門クリニック一覧（保険適用外）